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珍客?

2010年06月30日04:12

今日はキトにビザを取りに朝早く行きました。
帰ってきたのが夕方5時くらいで、家のドアーを開けると、目の前を鳥が飛んでいって、一瞬何が起こったのかわからずキョトンとしてしまいました。よく見ると山鳩が家の中に入ってきていて、ガスレンジの上に停まっていました。今までトンボや蜂やハエが入ってきていましたが、鳥が入ってきたのは初めてです。いったいどこから入ってきたのでしょう???
ひとまず嚇かさないようにつかまえて、裏の庭に放してあげました。飛ぶ力がない様で、しばらく羽ばたいていましたが、あきらめて、草花を植えている鉢の後ろに隠れて休んでいました。
しばらく休んでいるなと思っていたら、2時間ほどしたら居なくなっていたので、飛びたてたんだなと思ってホッとしました。
今日は飛んだ珍客でした。元気にしているといいのですが・・・・
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ワールドサッカー日本対パラグアイ戦

2010年06月29日11:01

今日こちらの時間で朝9時から日本対パラグアイの試合があった。今は産科専用の手術室に要るので、中央の通りにテレビがあって、時間があると座って見れるようになっている。また大きい音量で流しているので、耳で聞くことも出来る。こんな環境の中、仕事だったので最初は余りゆっくり見ることは出来なかったが、途中からは同僚が呼んでくれたり、ここに座ってみてて良いよとか言ってくれて、座ってみることが出来た。延長戦まで行って、ほとんどの人がやはりパラグアイを応援している中、一人の同僚が私も一緒に日本の応援をするからと言ってくれたのはうれしかった。
結局、Pk戦の末負けってしまったが、こんな南米の地で日本チームを応援することになるとは思いもしなかった。対エクアドル戦になっていたらどうなっていたのだろうと、想像してしまった。
次回のワールドサッカーはブラジルであるけど、どうなるのだろうか?
たぶん仕事にならず、南米中盛り上がるでしょうね。

職員旅行♪

2010年06月26日05:01

今日は外来のスタッフから旅行に誘われて、日帰り旅行で、イバラの近くにあるチャチンビロという温泉場にいくことになりました。朝5時出発です。15分前にといわれていたのですが、どうせ皆朝早いし、そんにちゃんと来ないのではないかという気持ちで5分前に行ったら、私が最後から2番目でした。それにしても、ミンドに行くと聞かされていたのに、ふたを開けたら行き先が変わっていてびっくりです。もう一人も聞いていなかったと、水着を持ってこなかったとぶつぶつ言っていました。

車を貸しきってなので気ままに、歌を歌ったり、小話をしたりして車の中の時間を過ごします。私にも歌を歌ってと言われましたが、他の人がうまくてしり込みしてしまいました。今思えば歌っておけばよかったかな。旅行で必需品は音楽の入ったCD,お酒、お菓子というのがわかりました。今度は忘れずに準備しておこう。後は小話がわかるようになるといいかな。半分くらいは一緒に笑えませんでした。単語がねー vcm_s_kf_repr_640x480_20100628053940.jpg いろいろ皆お菓子を持ってきていたけど、この写真に写っている右側の人が作ってきたポップコーンが一番売れ行きがよかったです。この黄色の袋に入っているのが全部なくなりました。行楽の友はポップコーンかな?

途中でキンチェという教会のマリア様が奇跡を起こしたことで有名で、皆でおまいりをすることに。ちょうど土曜日のミサをやっていて、そこでしばらくミサを聞いていました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100628054229.jpg


オタバロの病院見学に行ったときと同じ道を進み、しかもラタクンガの病院で働いていたことのある今は先日尋ねたオタバロの病院に働いている医師を尋ねることになりました。またオタバロの病院へ行くことに。そこで寄り道です。医師の御宅拝見でチョッと一休み。

余りにもあちこちに寄り道をするので、早く行こうよという人と、せっかく来たからあちこちによって行こうという人とあって、結局はあちこちによるほうが勝った感じです。

オタバロで見かけた光景です。道端で動物市みたいなのをやっていました。豚ののんびりした姿が目を引きました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100628054815.jpg
買われてインディヘナのおばさんに子豚が引かれているのですが、キーキー鳴いていました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100628054426.jpg



やっと12時くらいに目的のチャチンビロ温泉に着いて、やっと温泉です。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100628054945.jpg  入場料は3.5ドルで、中はきれいに整備されています。水着が売っていて目を引きました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100628055223.jpg  ここは暖かい気候なので、シエラで見かけない果物がおいしいようです。オビートと言っていました。植物の皮に包まれて売っているのがいいですね。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100628055024.jpg  

温泉と言っても温泉プールみたいなもので、泳げる人が多くないみたいで、足のつかないプールは結構空いていて、泳ぐにはちょうどよかったです。写真の奥が深いほうです。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100628055749.jpg  チョッと塩味でした。サウナもあって、源泉が熱いのでそれを滝のように流してサウナしていて、熱すぎずちょうどよかったです。見ているとこちらの人は垢すりをしていました。確かに湯船のある家が少ないので、こういう機会に垢すりは解る気がしました。私も見習ってやってみて、何となくお肌がスルスルになった気がしました。

2時半くらいまでそこで過ごして、それからお昼です。ここでもエクアドル人とのこだわりが出ました。値段と量です。魚を食べることになったのですが、大きくて4ドルだったほうが値段を4,5ドルに上げて、もう1つのお店の小さい魚の4ドルを食べることになってしまいました。これにはさっきまでで4ドルだったのに、ひどいと何回も言っていました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100628060603.jpg  これがその問題の魚です。

その後はタナビータと言って、ゴンドラの籠版ですが、これに乗ることに。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100628060516.jpg 頼んでどのあたりで何分ぐらい止めてと言うとそのようにやってくれます。写真はちょうどプールの上で一休みしています。面白かったですが、こんなことをしていると瞬く間に時間は過ぎて、4時半くらいになっていました。

これから帰るとなると遅くなるなと思っていると、帰りはアツンタッキーという衣料品で有名な町があるのですが、そこでお買い物をするそうです。女性は万国共通でお買い物が好きですね。そこで、皆さん、自分のものや家族のものを買って、一安心。最後はカヤンベというところで、ビスコーチョというクッキーみたいな食べ物を買って、やっと帰路につきました。

さすがに帰りは皆さんお疲れで静かでした。私もすっかり寝てしまいました。所々で目を開けると家々の明かりがついた夜景がきれいでした。今日は満月だったので、残念ながら星は余り見れませんでした。
夜の11時過ぎにやっとラタクンガに到着。皆さん家族が迎えに来ていて、車やタクシーに乗って帰っていきました。私は歩いてすぐなので歩いていると、後ろから一緒に行ったスタッフの車が来て、家に入るまで見ているから心配しないでと言って、見守ってくれました。こういうのはとてもうれしいです。

こうして無事にハードな1日が終わりました。

新しい発見!

2010年06月23日04:44

以前にラタクンガのお祭りでママネグラというお祭りがあるのを書いたことがありますが、その時にママネグラの役をする人が、片手に赤ちゃん、もう片方に日本で言う浣腸器みたいな形をしたのを持っていて、どうしてかなとすごく不思議だったのですが、産科に来て解りました。
vcm_s_kf_repr_640x480_20100628045642.jpg 写真では中央あたりの腕の上に見えます。

赤ちゃんが生まれたらすぐに、この浣腸器みたいなもので、赤ちゃんの鼻や口に溜まった羊水を吸い出していくのです。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100628045726.jpg  これがないと赤ちゃんは息が出来なくて、死んでしまいます。お産の時になくてはならないものです。日本では使われない道具なので、見なければ解らないものでした。時々このように日本と違ったものが使われていて、使用方法を見て納得することがあります。

今日から産科の手術室

2010年06月21日10:26

こちらの病院では、産科専用の手術室があって、お産は手術室とは別れてやります。取り扱う手術は、通常のお産、帝王切開、卵管結サツ、流産などです。確かにお産の件数が多いので、ひっきりなしに患者さんが入れ替わります。しかも、出産予定日にあわせて入院してくるなどということはなく、陣痛が来た、出血などで駆け込んでくる人がほとんどなので、計画通りに手術をするという感じではありません。
でも赤ちゃんが生まれるというのはおめでたいことなので、エクアドルでも産まれるまでは大変ですが、生まれるとみんな笑顔になっているのでいいですね。

これから4週間どんなことになるのでしょう。産科は学生時代の実習以来なので緊張します。

クイの真空パック

2010年06月19日10:14

今日はリオバンバでエヴェントがあり、そこでお好み焼きを焼くために参加しました。それぞれのコニュニティで作成したものを出店するイベントで、そこで初めてクイの真空パックを見ました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100623102203.jpg
それ以外にはパンや燻製品、豆で造ったジャムなどがあり、味見も出来て面白かったです。
私たちの作ったお好み焼きの好評で、作り方を聞かれて四苦八苦しながらスペイン語で説明しました。作っていてこれで商売が出来るかもなどと思ってしまいました。

寒い!6月

2010年06月18日10:23

最近のラタクンガは雨が多くて、寒い日が続いています。去年は6月は暖かかったイメージなので、以外です。隣の県ではツングアラウアという山が火山活動を活発化させていて、ラジオで火山情報が流されています。火山灰で、近くの地域は作物に被害が出たり、避難勧告が出たりしていて心配です。最近中南米では地震が起こっているので、何事もなければと思っています。そのせいがあるのかどうかわかりませんが、曇りの日が多くて、寒いのが続いています。いつもだと雨など気にしないで洗濯をしていたのですが、最近は突如として雨が降ったりするので、なかなか洗濯もままなりません。こういうときは日本の天気予報のように、降水確率など細かくニュースで言ってくれるといいのになーなどと思ってします。
早く青空のラタクンガになって欲しいです。

ワールドカップ

2010年06月14日11:50

今日はワールドカップ(スペイン語ではコパムンディアルといいます)の日本の試合がありました。余り興味がなくていつ試合をするのかも知らなかったのですが、仕事中に日本の国歌が流れてきて、ひょっとしてと気づいた次第です。こちらではワールドカップが始まってから仕事中ですがテレビで試合を流しています。なので、暇があるとテレビを見ている人がいます。私も知ってしまったからには見たかったのですが、なぜか今日に限って忙しくて見る時間が有りませんでした。でも、日本が試合をやっていると教えてくれた掃除の担当の人が、1点入れたよとか、勝ったよとか教えてくれました。1-0で勝って良かったー。先週は日本の試合がいつあるか知らないといったら、愛国心がないと怒られたので、今度の試合はゆっくり見れたらいいなと思います。
ちなみにエクアドルは今回はワールドカップに出ることが出来ませんでした。出場していたら今頃どうなっていたのか???おそらく仕事は手につかない感じでしょうね。そういうのも体験してみたかったですね。

オタバロへ病院見学

2010年06月10日05:38

昨日急にオタバロの病院に病院見学に行くことになりました。もともとは、コトパクシ県の厚生省管轄の役所から、私のはたらいている病院にオタバロの病院見学の文書が来て、医師と看護師長が行くようになっていたのですが、師長が一緒に行く人が欲しかったみたいで、私が一緒に行くことになりました。
このオタバロの病院では、元々インディヘナの人たちが行っているお産スタイルを取り入れた病院で、それの見学する研修でした。
1日の予定なので180キロほど離れたところまで、病院の車を出してもらって、朝7時半の出発です。
エクアドルは道がいいのでまあ快適なドライブです。途中で、お茶をして目的のオタバロに11時半頃到着。ここで、お昼ご飯の話になって、コタカチというところまでお昼を食べに行くことに。
そこで食べたご飯がこれです。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614071716.jpg 途中でお茶をしてクッキーみたいなのを食べているので、とても入りません。半分は残してお持ち帰りしました。

再度オタバロに戻って12時半でした。ラタクンガの隣町からも医師と看護師が参加しているようで、集合場所のホテルで皆さんの到着を待つことに。総勢14名ほどのグループでした。
ここでもホテルの食事が提供されて、スープから食べることに。さすがにお腹がいっぱいで、ここでも半分残してしまいました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614071810.jpg


そこから病院見学へ。オタバロの少しはずれにあって、行くと病院の人からの説明がありました。2008年から本格的にはじめているようですが、なぜ取り入れるようになったかというと、在宅でお産をして死亡率が高くて、それであれば、病院に来てもらって、インディヘナの人たちのお産スタイルで生んでもらえればいいのではないかということで始まったようです。始まってから一度も死亡した子供はいないし、合併症でなくなった母親もいないと自慢げでした。
このお産スタイルは、しゃがんだ形で行うもので、母体の自然な形でお産できるので、赤ちゃんにも無理なお産にならないという説明でした。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614071907.jpg
私は産科の経験はないので、日本でやられているのかはっきり知りませんが、面白い試みだと思いました。インディヘナの人たちが安らげるように、壁の色や簡単な台所みたいなものも作ってあり、工夫されているのがわかりました。実際のお産は見学は出来ませんでしたが、ちょうどお産の終わったお母さんがいて、そこに助産婦さんのように付き添うインディヘナのおばちゃんがいて、vcm_s_kf_repr_640x480_20100614071959.jpg その人と、医師、看護師とでチームになってやるようです。 その時に生まれた赤ちゃんです。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614072042.jpg


いい体験が出来ました。帰りはまた車でラタクンガへ。3時間半くらいで着いて、20時半には自宅に帰れました。

DVDでの評価

2010年06月08日05:05

今日、皆が評価をしないといけないと朝から騒がしかったので、どういう風にやるのかと思っていたら、DVDを流してそれらの質問に答えて、最後に証明書みたいな物がでてきて、それを印刷して病院の事務に提出するというものでした。内容はそこまでするのでどんなものかと思っていたら、接遇に近いものでした。確かに患者などに対する接遇がいいとはいえませんのでいいことだとは思いますが、DVDから各自にUSBを買わせてコピーさせて、しかも全職員に証明書の提出を義務つけるのが不思議でした。しかし、エクアドルでは上からこのような指示が来ると結構まじめに取り組みます。ただしどこでもそうですが、抜け道があって、完全に見なくても証明書の発行が出来るので、結局は皆がきっちりやっているわけでなく、証明書を出したということのみが大事になっています。皆が私にもこの証明書を発行しようとしてくれましたが、こちらの資格登録はないので、パソコンが受け付けてくれなくてダメでしたが、一人の医者がパソコンを使って作ってくれて、いろんなことが出来るものどとヘンに感心した日でした。

このようなシステムを取り入れているのはすごいことだと思いますが、パソコンを持っている人がすべてではないので、いくらUSBに内容をコピーしたとしても、これをどうやって見るのか???です。
エクアドルではすごく進んでいるところと、そうでないところの差があって、こんなことが出来るのに何でこれが出来ないの?と思ってみたりして、こんなところも自分が働いて難しく感じるところです。

流行ってます!

2010年06月07日11:08

日本のけん玉に似た物が最近ラタクンガの街角で見かけるようになりました。
日本のけん玉のように紐が長くはなくて短くて、上に飛ばしてそれがそのまままっすぐ落ちてくるものです。日本のように業が余り必要な感じもしませんが、若者の間で流行っているようで、街角の信号待ちをしているときなどやっている姿を見かけます。街角のいたるところでも売られていてびっくりです。あっという間に広がったという感じです。何かが流行るというのはこんな感じなのですね。

写真で見ると上になっている棒状になっているところを持って、風鈴のような形をしている物が上に来ます。棒に風鈴のようになっているところがかぶさって、それを指ではじき上げそれがそのまま下の棒に戻ってくるというものです。

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Corpus Cristi 3日目

2010年06月06日10:59

プヒリでのお祭りも今日で3日目。良くぞ3日間通いました。
最終日の今日は、朝早くから始まると聞いていたので、朝の7時半には家を出て、タクシーでプヒリに向かいました。タクシー代は4ドルでした。

8時くらいには着いて、プヒリのメルカードを散策。野菜や果物がいっぱいあって、新鮮そうでした。  vcm_s_kf_repr_640x480_20100617114334.jpg
テントのようになって天井が高いので、明るくて開放的な感じでよかったです。私たちが市場の中をうろうろしていると、「カスティージョを見に来たんだろ。場所はもっと上でやってるよ」とおじさんが教えてくれる。こういうところがエクアドル人は親切です。

このおじさんの言葉に従って、上のほうに上がっていくと、ちょっとした広場に出ました。そこで柱を立ててカスティージョを造っているところでした。景品は様々です。プラスチック製品(バケツ、ゴミ箱、洗面器など)から、鶏、ウサギ、クイ、陶器、ジャガイモ、洋服etcです。でもまだ始まりそうな気配はなく、警備に来ていたお巡りさんに、聞いてみたら10時からと言われて、いったん街中に戻ることにしました。そこで昨日見て印象に残った町の教会に行くことにしました。ここの教会は、教会の両サイドにガラスがはめてあって、明るいし造りがシンプルで私は気に入りました。  vcm_s_kf_repr_640x480_20100617115303.jpg  このような造りになったのには理由があって、インディヘナの人たちが暗いのを嫌ったのと、どこからでも来て出て行けるように壁を削って今ガラスがはめてあるところを作ったそうです。しばらく市内散策をして、9時過ぎたので先ほどのカスティージョの会場へ戻ることにしました。戻ってみると先ほど寄り集まってきている人も増えて、何だか始まりそうな感じですが、まだ立てているカスティージョもあって、10時に始まるのか???と思っていたら、やはり始まったのは11時でした。

私たちはどのように始まるのか知らないので、柵に囲まれている中には決められた人たちが入って、柵の外から写真を撮ろうと思っていたのですが、段々始まりそうな具合になってきたら、周りの若い男の人たちが柵を乗り越えようとしたり、柵を外そうとしたりで、雰囲気がチョッと騒然としてきて、後ろから押されてしまうのではないかと心配しました。こういうことがあるのでおまわりさんが配置されていたようです。結局始まるのと同時に私たちの前にあった柵は倒されて、それを踏み倒して人の流れに乗りました。先ほどの若者たちはどこへ行ったのでしょう?あちらこちらで棒に登って上にある景品を取っていました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100617115356.jpg  最初に下見して、気に入ったところを選んでいるようです。下にいる人たちの中には奥さんらしき人がいて、あれをこれをと取ってほしいものを指示を出していました。どこの国でも女性はたくましいですね。何だかこの人、人、人に圧倒されて、唖然とするやら、一人でにんまり笑ってしまうやらでした。

最後に残った棒にはショベルカー(棒を立てるのに利用した)に乗って、上まで上げてもらい、ロープを棒に上にかけてそこにロープで渡って、景品をとろうと考えたみたいです。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100617115550.jpg  考えはよかったのですが、余りにもたくさんの人がロープを渡って棒の先端に行ったものだから、棒が支えきれなくなって、折れてしまい5人~6人の人がそのまま落ちてしまいました。お巡りさんが近づいていっていましたが、どうなったのでしょう?なんでも亡くなった人が出たとも聞きましたが定かではありません。最後はハラハラして終わりました。

それと中央には15メートルくらいでしょうか?長い棒が立てられていて、なんでもそこの景品が一番いいそうです。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100617115455.jpg  でも長い棒なので力任せに登っても途中で力尽きてしまいます。一人の人がうまくロープを使って一番上まで登って、全部の景品を独り占めしていました。その姿を見つめている人たちです。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100617115640.jpg  景品は結局なんだったのかは、その人がなかなか降りてこなかったので解らずじまいでした。

1時間ほどの大騒ぎを見て、体験して生で感じるのは面白いと思った1日でした。

Curpus Cristi  プヒリのお祭り♪

2010年06月05日08:25

今日はお祭り当日。
職場の友人が朝8時に迎えに来るというので待っていると、30分過ぎても来ない。電話しても出ない。ので結局9時前に自分たちで行くことにしてタクシーでプヒリへ向かっていると、そこに電話が来ました。案でも朝仕事で呼ばれていたとのこと、戻って来いというので彼女に家までタクシーで戻ることにしました。そこで彼女の支度を待つこと約40分。やっと出発出来そうかと思ったら、今度は彼女の友人が車を持っているというので、そこまで行って彼女の支度を待ってやっとラタクンガを10時過ぎに出発。9時には余裕で着いているはずのプヒリが、今日ほど遠いと思ったことはありませんでした。

結局プヒリに着いたのは10時半過ぎていてそこからパレードを見ることになったのですが、もうすでに人出が多くて、いい写真撮影ポイントが空いていません。やっと空いているところを見つけて、そこで写真を撮ることにしました。でもこの日は天気がよくて、直射日光がきつくて、暑くて、踊っている人たちも、見ている人たちも大変でした。この日は日傘売り、帽子売り、アイスクリーム売りなど大いに商売がいけたと思います。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614085933.jpg


パレードはお目当ての衣装を着た人たちのパレードも見れたし、いろいろな踊りや、衣装も見れて楽しかったです。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614090021.jpg  vcm_s_kf_repr_640x480_20100614090111.jpg  vcm_s_kf_repr_640x480_20100614090202.jpg  vcm_s_kf_repr_640x480_20100614090245.jpg  vcm_s_kf_repr_640x480_20100614090819.jpg  女性の人の笑顔に負けました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614090941.jpg エクアドル各地からの参加で、アマゾン地域からです。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614091115.jpg  南の地域からの参加で、衣装が違います。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614091030.jpg  祭りの後の・・・・  vcm_s_kf_repr_640x480_20100614091155.jpg

しかし余りの暑さに、1時くらいでめげてしまって、チョッと場所移動することに。教会が見えてそこに近づいていくと、パレードのしゅうぱつ地点に近いところのようで、すごい人手でした。そこでちょっと覗いて、お昼ご飯へ。近くにホテルのレストランがあったのでそこに入って、暑かったのでビールを頼んだけど、今日はおいてないとのこと。お祭りでのみ過ぎないように置いていないのか?仕方なくジュースで我慢しました。

ご飯の後3時くらいまで見ていましたが、まだまだ踊りの列は続き終わりそうもないので、私たちは帰ることに。昨日の頑張りが今日の疲れになってしまっています。途中までゆっくり歩き、陶器のお店に行きバスで帰りました。

Pujiliのお祭り

2010年06月04日05:24

私の住んでいる町の隣町で、有名なお祭りが土曜日、日曜日と行われます。今日は金曜日で前夜祭として花火が行われると聞いて、スペイン語の先生が行くというので一緒に連れて行ってもらうことにしました。夜の8時からと聞いていたのですが、先生が早くは始まらないよと言うのでゆっくり出かけたのにもかかわらず、まだ始まったばかりでした。

仕掛け花火が始まるまで音楽と司会の人のおしゃべりとで会場を盛り上げようとしますが、踊っているのは外国人らしき人たちの一団でした。1時間ほどこんな感じで引っ張られてやっと仕掛け花火が始まりました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614093025.jpg  いた場所が仕掛け花火がある場所から離れていたので、人影で見えませんでしたが、雰囲気は味わうことが出来ました。でもママネグラのラタクンガの仕掛け花火がきれいだったかなとつい思ってしまいました。

私たちがいた場所は舞台の正面にいたのですが、なぜここにスペイン語の先生が陣取ったのか解りました。花火の近くは危険だからと言っていましたが、後から先生の家族がやってきて、すごい盛り上がりになってしまいました。というのも、仕掛け花火が終わったら、後は楽団が出て音楽、女性のグループが出て踊ったり歌ったり、若い男の子(後で年を聞いたら14歳ということが解りました)の歌、などあってなぜかあまりまわりは盛り上がっていないのにもかかわらず、この先生の家族周辺だけ大いに盛り上がりました。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100614093124.jpg  私たちもそこに囲まれて楽しみました。近くにいた、おじいちゃんが心配して時々声をかけてくれたのがうれしかったです。

ソーシャルワーカーについて

2010年06月03日04:42

私の今働いている病院には3人のソーシャルワーカーが働いています。それぞれに担当する病棟が決まっていて、今私は産科病棟にいますが、そこに毎日担当のソーシャルワーカーさんがやってきます。私は日本では産科病棟に働いたことがないので、比較は出来ないかもしれませんが、ここのソーシャルワーカーさんは、20歳以下のお母さんに、赤ちゃんの抱き方、おっぱいの上げ方、家族計画なども話しをします。16歳や18歳くらいでお母さんになる人は多く、びっくりします。以前も書きましたが、お産の件数が多いので毎日10人以上が退院し、同じくらいの数の妊婦さんがやってきます。お産の次の日には家に帰るので(帝王切開はもう1日います)、回転が速く毎日話をしては、記録をして大変です。

エクアドルでは母子保健に関しては力を入れていると思います。保健所のようなところから母乳が出ない人には、粉ミルクのようなものが渡されます。私の病院は無料診療なので、すべてのものは無料が原則です。ワクチンや子供の検診も積極的にやっていて、それらの説明もすべてソーシャルワーカーがやっています。看護師が病棟に少なくても、どうにかあるのもわかります。余り専門性が看護に生かされてない気がして残念に思います。

エクアドルの知恵

2010年06月01日11:07

今産科病棟にいることは以前書きましたが、今日はすごい発見をしました。
ナースステーションのカウンターにいるとご主人が来て、搾乳機を貰いたいと来たので、搾乳機は買ってくるものだと話をしたら、病室まで連れて行かれて、これが欲しいんだけどと物を見せられました。それがこれです。 vcm_s_kf_repr_640x480_20100604111152.jpg  注射器の先端のほうを切って、内筒を逆に入れて出来上がりです。写真の左側をおっぱいにくっつけて内筒を引いてお乳を吸いだします。これには私は感動してしまいました。時々思いがけない工夫を見てびっくりすることがあります。物がないと言うのは様々な工夫を生むものなのですね。必要は発明の母でしょうか?


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Author:goyumisan
エクアドルの県立病院で働いています。私の住んでいる町からバスで2時間くらいのところにある湖です。とても気に入っています。

とても幻想的でした

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